【笑気麻酔】二重埋没施術に麻酔は必要?実際の体験・感想を正直にお伝えします


「笑気麻酔」って二重施術を受けるまで体験したことがなかったからドキドキだったなぁ
笑気麻酔がどんな麻酔なのか、二重施術を受けるとき必ずオプションで付けた方がいいのか、そんな疑問にお答えします。
このページでは、ワタシが実際に笑気麻酔を受けたときの実体験にもとづいています。あくまでも個人の感想ではありますが、読んでいただく方の参考になるようにありのままの表現でお伝えしていきます!
笑気麻酔はどんな麻酔?特徴を知ろう
「笑気麻酔(笑気吸入鎮静法)」は、口元に鼻マスクをあててもらい、そこから出る亜酸化窒素(笑気ガス)を吸い込んで受ける麻酔です。
二重施術の時には、手術台に寝転んだ状態で先生の指示に従って笑気麻酔を吸い込みます。
吸い込んでいくとだんだんと体がふわふわしてきて、施術時の痛みや不安を和らげてくれることが期待されます。
- 弱い鎮痛作用と鎮静作用がある
- 治療中も意識があり、医師との会話ができる
- 呼吸器や循環器にほとんど影響を与えることがない
- 健康保険が適用される
- リラックス状態になり恐怖心を減らす
- 治療中の痛みや不安を感じづらくなる
- 治療後の疲労感が違う

二重施術では「局部麻酔(まぶたに直接注射する麻酔)」をしてもらえるけれど、麻酔注射自体が痛そうで怖い!とか、全身リラックスして施術を受けたい場合は「笑気麻酔」を受けた方がいいと思う。
笑気麻酔を受けるメリットは、「全身リラックス状態で施術を受けられる」ということ。
完全に意識がなくなるわけではないから先生たちと会話もできるし、でもふわふわした感覚があるから緊張で力みすぎることがない。
痛みにものすごく弱いとか、手術室や手術台に上がることに恐怖心を抱いてしまうのであれば、笑気麻酔を受けることをおすすめします。
こんな人は笑気麻酔を受けられない・控えた方がいい
以下のような状態に該当する場合、笑気麻酔を受けられない・受けることを控えるように勧められる可能性があります。
- 体内に閉鎖腔(中耳炎による中耳内圧上昇、気胸、気腫性嚢胞、腸閉鎖、気腹など)のある
- 鼻呼吸ができない、しづらい
- このほか、持病や身体的な状況によって医師と相談する必要がある場合
自分が笑気麻酔を受けられるかどうかは、クリニックの方針やご自身の当日の体調にも左右される場合があります。カウンセリング時や施術前の確認時など、必ず直接確認してみてくださいね。
【実録】笑気麻酔の実体験レポ 〜麻酔を受ける流れ〜
ワタシは「二重埋没法」の施術を受ける時に笑気麻酔を体験しました。
ここでは、施術体験レポのうち笑気麻酔の時間にフォーカスをあててまとめます。
手術室へ・笑気麻酔を受けることを最終確認
- 氏名の確認、カウンセリング内容や施術プランの最終確認をする流れで、笑気麻酔を受けるかどうか口頭でも確認を受ける
- 手術台へ上がるため、靴を脱ぎメディカルキャップ(髪の毛が出ないように頭全体を覆う不織布製の帽子)を被る
*笑気麻酔を始める前に、執刀医さんから施術内容・二重デザイン最終確認を受けますがこのページでは割愛します
手術台に寝転がる・口元に鼻専用マスクをあてられてスタート
- 手術台に横になる
- 笑気麻酔〜局部麻酔〜施術について事前説明を受けながら笑気麻酔の準備を待つ
*笑気麻酔は最初酸素が出ているそうで、”鼻呼吸”を意識するように説明されます
鼻から吸って笑気麻酔を体内に取り込んでいく
- 看護師さんと執刀医さんの指示通り、口元から出てくる気体を徐々に吸い込んでいく
- だんだんとボーッとしてくる
*鼻呼吸にだんだん慣れてきた様子を見計らって徐々に麻酔の濃度を上げてくれます。
全身がふわふわしてボーッとしてきたら効いてきた合図
- 鼻呼吸に慣れ始めてしばらくすると、だんだん視野も体の感覚もボーッとしてくる
- 看護師さんや先生と会話をしながら笑気麻酔がしっかり効いていることを確認し、OKと判断されたタイミングで鼻マスクが外される
笑気麻酔が効いてることを確認したら、まぶたの局部麻酔・二重施術開始
- 意識があって会話もできる状態ではあるものの、全身の力は抜けている
- 執刀医さんからまぶたに局部麻酔の注射を入れることを伝えられ、両目に注射を受ける
- 縫針を使って二重整形スタート
*笑気麻酔のおかげで、局部麻酔・二重施術中の痛みは感じませんでした
【笑気麻酔のQ&A】気持ち悪くなったりするの?実際やってよかった?

おおまかな流れはわかったと思うので、「実際のところ笑気麻酔を受けてよかったの?」という疑問にお答えしていきます!
下のQ&Aは、「+マーク」を押すと各Qの詳細が読めます
笑気麻酔のココが気になる!Q一覧
- Q:気持ち悪くなった?
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A:吐き気のような気持ち悪さはなかったけど、麻酔が効き始めたことを実感した瞬間からぐらんぐらんする感覚が出ました!
最初は「ほんとに麻酔入っているかな?」と思うくらいあまり実感がなかったけど、『鼻呼吸を意識してね〜』と言われてから鼻で吸い込むことに意気込みすぎて(?)、麻酔の効果があれよあれよと体に出てきました。
- 視界が白っぽくなってくる
- 酔っぱらったみたいに全身がふわふわする
鼻呼吸しなきゃ!と意識をしすぎたのかもしれませんが、結構ぐらんぐらんする感覚が強くて、このまま気を失っちゃうのかな?!とドキドキしました。
内心「助けてー!鼻マスク外して〜!」って叫びたくなるような感覚。実際にはだいぶ体の力が抜けているので、頭の中で考えるような「手で払い除けたい!叫びたい!」のような行動はできない感じ。
そんな様子は先生たちから見ても効いているのが分かったのか、「○○さーん?声聞こえる?」と声をかけられました。
うなづいて応えると、「よし!麻酔も効いてるね〜じゃあ外すよ〜」と声がかかり鼻マスクを外してくれました。
- Q:笑気麻酔やってよかった?ぶっちゃけ、必要なかった?
-
ワタシ個人的には、笑気麻酔をやってよかったです。
局部麻酔をするから施術中の痛みが抑えられるとはいえ、意識がバキバキにある状態で目元に縫い針が迫ってくるのはきっと怖かっただろうなと思いました。
それと、施術中は上から強い照明を当てられたり器具の音が聞こえてきたりしてやや恐怖感を感じやすいシチュエーションでもあるので、『意識もあって先生の声が聞こえる状態だけど体は力が抜けてリラックスできている』というのはかなり助かりました。
レポートにも書いた通り初めての経験だったこともあって意識が飛びそうな感覚に少し焦ったけど、冷静に深呼吸することですぐに心もリラックス感を取り戻すことができました。
絶対必要か、というと結局は人それぞれで判断することにはなっちゃいますが(体調との相談や相性もあるので!)、ワタシは「必要だったな」と思いました。
- Q:施術中は本当に痛みを感じなかった?
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これははっきり、YES!
まったく痛みを感じずに、あっという間に二重整形の工程は終わっていました。
まぶたに直接注射をする「局部麻酔」の効果ももちろん手伝っているわけですが、個人的な感想としては《痛みを感じない+全身がリラックス状態》で二重施術を受けられたので安心感が大きかったです。
ワタシの場合、痛みに弱いから麻酔したいというよりも、《なるべく痛みを感じたくない+怖い思いをしたくない》から麻酔を受けたかった..!
普段注射系の痛みに強い場合でも、特に初めて二重施術を受ける場合だったり慣れない環境だと力んでしまいそうであれば、笑気麻酔を一緒に受けることで痛みも不安感も抑えられると思います。
- Q:笑気麻酔が覚めるまでどのくらいかかる?
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人によって効き具合が違うように、どのくらいすれば覚めるかというのもバラつきがあると言われています。
ワタシの場合は、二重埋没の施術が始まってから約20分ほどで手術台を降りたのですが、その頃には自分で起き上がってしっかり看護師さんとお話ができる状態でした。
ただ、普段の体調とはやっぱり違って、施術を受けてから1時間ほどはふわふわ感や脱力感を若干感じました。「二重施術を受けたあとはいつものコンディションとは違う」と自覚を持って、無理せず安静にすることをオススメします。
ちなみにワタシは、二重になったのが嬉しくて(笑)ウキウキしながらクリニックを出たその足でお散歩をしてしまい、30分くらい歩いたあたりで軽くめまいがして急遽カフェに入りました..。浮かれポンチ…。
読んでくれているあなたにはぜひ、施術後にそのままカフェなどに入って落ち着くまで座って過ごしたり、他の予定を入れず自宅に帰ってゆっくり休んでほしいです。
施術後の過ごし方はクリニックでも説明があると思うので、当日の看護師さんや先生方のアドバイスをしっかり聞きましょう!
笑気麻酔の効きが良くて、あまりにも意識朦朧としたときのコツ

鼻呼吸をして笑気麻酔を吸い込んだあと、効きが良すぎてぐらんぐらんしちゃった!
笑気麻酔は人によって効き具合にバラつきがあるようで、程よく効く人もいればあまり効かない人もいるそう。
ワタシの場合、指示の通り鼻呼吸をしっかり実践したところ、一気にぐらつき感が。体は脱力しているものの意識があるからか、ホワホワ〜っとしてるのに脳内が焦ってるような感覚になりました。
看護師さんの「空気を吸うとだんだん楽になりますよ〜」のアドバイスが聞こえてきたので、意識的に深い呼吸をしました。すると、さっきまであった焦るレベルのぐらつき感が和らいでリラックスすることができました。
もし意識朦朧とする感覚に襲われてしまったら、落ち着いて深呼吸しましょう。
体の中に酸素を入れていくことで、だんだん笑気麻酔の濃度が下がっていきます。
深呼吸をしたからといってすぐに麻酔の効きが悪くなるということはなかったのでご安心を。視野が真っ白になってきて強いめまいでパニックになりそう!と思ったら、このアドバイスを思い出してください。
*鼻マスクを付けた状態で深く呼吸をしてしまうともっとガスを吸ってしまうので、マスクを当てられている最中にしんどいときは意図的に鼻呼吸をやめるのも手です